信じるか信じないかは()『太古からの啓示』ネタバレ感想・考察/Ancient Apocalypse (2022)
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どーも、SF大好き丸山です。 今回はNetflixオリジナルドラマを観ました。
こちらです。
https://www.netflix.com/title/81211003
『太古からの啓示』はNetflixオリジナルのドキュメンタリーです。実在する遺跡に隠された意味や新たな歴史観が明かされます。
これは何ですか?
「歴史の真相ドキュメンタリー」です。
主演は?
グラハム・ハンコック。
ジャーナリストだそうです。
鑑賞時間は報われる?
全8話ですが一気見しました。
気軽に観れますし、ながら見もOKです。とりあえずお試しで観始めてもよいでしょう。
歴史の授業に全く興味のなかった私でも、とても面白く観ることができました。
新発見にテンションの上がる人にはオススメです。
あらすじは?
人類初の文明はメソポタミア文明というのが通説ですが、それよりもっと古い時代、氷河期以前から高度な文明が存在していたのではないか。それを証拠に基づいて解き明かしていくストーリーです。
各地の遺跡が天体観測施設だった可能性とその目的が明かされていきます。
みどころは?
遺跡巡り
既存の遺跡や新しい遺跡など世界各地の遺跡を巡りながら、そこに隠された意味を解明していく展開は見ごたえがあります。カッパドキアのような有名な遺跡にも隠された事実があるなんて面白すぎます。
新解釈
主演曰く、考古学は天文学を知らないから正しく解釈できないのだとか。天文学と合わせて考察していくことで、遺跡に隠された本当の意味、そして過去に何が起きたのか。通説の歴史では学べなかった新しい事実が明かされていきます。
考古学者は既存の説を覆すことを認めないようですが、疑いようのない事実が語られていきます。早く新説を採用したほうがいいのでは?と思ってしまいます。
アトランティス
超古代文明として有名なアトランティス。
海のどこかに沈んでるあれでしょ?ぐらいのイメージでしたが、どうやら通説が捉え切れていないもっと古い時代に実在したということのようです。そういった過去がどんどん明らかになっていく展開は飽きずに観ることができます。
超古代文明っていったらアレ
人類の文明って宇宙人が来て作ったとかっていう有名なSFネタでしょ。って思う人は多そうです。(私もそうです)
しかし本作では、宇宙人やUFOについては全く語られません。現在の文明の始祖に農業や天文学を教えたのは、氷河期を生き延びた高度文明を持つ人類自身だったということなのです。
宇宙人の関与があったという説を否定しているわけではないのがポイント。少なくともメソポタミア文明以降の時代は、文明を知らない人類に、文明を知る人類が教えて回った結果ということのようです。
何度目の世界なのか
本作の内容から、現在の人類が認識している歴史はいったんゼロから始まったものであるが、実は認識していない時代には現在と同程度の文明が存在したのではないか?という観点が生まれます。
製鉄技術や樹脂などの遺物が存在しない限り、現在と同水準の太古の存在などは分かりません。それらの遺物をいったん消し去ってしまうほどのイベントといったら、天体事故です。
本作によれば、流星群が派手に地球に降ってきたことで、超高温となり、氷の壁が一気に溶けて海面が100m以上も上昇。それが落ち着いて再度凍結という流れが起きたようです。これならば、文明の痕跡が残るはずはなさそうです。高温に耐えた物も、海の底に沈んだことでしょう。
このような文明の消失が起きるならば、現在の文明社会は2度目とは限らなくなります。いったい何度目の世界なのでしょうね。
評価の理由
歴史に興味を持つきっかけとしても優れていますし、歴史の授業はこれぐらい面白い内容であってほしかったです。というわけで大満足の☆5です。
続編はある?
人気が非常に高ければ検討される可能性はあると思いますが、ひとまず話は完結しているのでこれで終わりだと思います。
どこで観れますか?
Netflixオリジナルなので、Netflixでどうぞ。
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