カルトより怖い『オハイオの悪魔』ネタバレ感想・あらすじ/Devil in Ohio (2022)
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どーも、Netflix大好きな丸山です。 今回は『オハイオの悪魔』です。
『オハイオの悪魔』はNetflixオリジナルドラマです。カルト宗教から逃れた若い女性と、女性を保護する家庭が描かれます。
これは何ですか?
「翻弄」です。
あっちかと思ったらこっち?またそっち?
みたいなミスリードを誘うコロコロ展開が変化する内容に踊らされましたよ。
主演は?
母親役の「エミリー・デシャネル」が一応主演ということなのですが、
マデリーン・アーサーも主役的な役割になっています。
鑑賞時間は報われる?
微妙なところではあります。
後味悪目なのです。
先が気になるので一気に観てしまいますが、
最後にどう感じるか?
そこで大きく左右されそうです。
あらすじは?
カルト集団から逃げ出した若い女性が保護されます。
その女性と暮らすことになる一家と、女性の奇行を見守りながら物語が進んでいきます。
というのも、女性はカルトの洗脳が抜けずにたびたびおかしな行動を取るからです。
女性はカルトに戻るのか?カルトの手先だったのか?先が読めたつもりになるとすぐに裏切られる展開となります。
最後は、とんでもないオチが待っているのでした。
みどころは?
一番は、最後の最後のオチでしょう。これはタイトルにも通じます。誰がオハイオの悪魔なのか?という点です。
徐々に明らかになるカルトの実態も興味深いです。
カルトと聞くと、2022年の日本では例の詐欺集団が思い当たるところですが、
本作のカルトはアメリカで王道の「悪魔信仰」。ガチ目のやつですね。
保護女性はカルトの手先なのかと思わせる展開があったり、やっぱり違うと思ったり、
そんなのを繰り返しながら、最終的にはカルトなんて関係なくて、
実は最初から洗脳されたふりをしており、自分の目的を果たすための演出をしていたとは驚きです。
その目的とは、自分の理想の母親を得ることだったのですが、
それに気が付いた母親の心境を考えると、後味が悪すぎます。
保護女性こそが、オハイオの悪魔だった、というところでしょうか。
やっぱりカルトって近づいちゃいけないんだな
と思わせる作品です。
評価の理由
丁寧に作られており役者さんも映像も良好なのですが、
あのオチは効果的だったのかなぁ
と感じてしまいました。
意外性はドラマの味付けとして良いものです。
しかし、本作であの意外性が良いものだったのか
僕にはあまりしっくり来ませんでした。
シンプルに、カルトから脱することができて幸せになれた。
そんな展開で良かったんじゃないかと思うんです。
しかし、一家はプチ崩壊し、
愛する夫と娘たちと離れ、
保護女性と二人きりの生活を始めた母親。
そして発覚する、保護女性により仕組まれていたという事実。
先が読めない、という作り方は話題性を高めるフレーズになります。
しかしあのように唐突にオチを最後にポコンとくっつけて終わってしまうと
( ゚д゚)ポカーン
と置き去りにされたような気持ちになります。
感情移入せずにさらっと鑑賞できれば、
すっかり騙されちゃったぜドキュン!!
とドはまりしちゃえるのかもしれません。
僕の場合はそうはならなかったので☆3となりました。
続編はある?
ないんじゃないでしょうか?
カルトは壊滅っぽいですし、
悪魔の正体も出てしまったので、
これ以上続かないと思います。
しかし、保護女性と母親のその後の生活がどうなるのかなぁ
という興味はあります。
人気が高ければ、別展開の続編があってもいいんじゃないかと思いますが
ないでしょうねw
※本作はリミテッドシリーズなので基本的に続編はないです。
どこで観れますか?
Netflixオリジナルなので、Netflixでどうぞ。
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